wellbeingとは
wellbeing(ウェルビーング)という言葉が初めて使われたのは、1948年に設立されたWHO(世界保健機関)憲章です。
WHO憲章 前文
Health is a state of complete physical, mental and social well-being and not merely the absence of disease or infirmity.
健康とは、病気ではないとか、弱っていないということではなく、
肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、良好な状態にあることをいいます。
wellbeingの定義
現在では、広義と狭義、大きく2つに分けて、その意味が定義されています。
広義の定義:心身ともに健康で、かつ社会的にも良好な状態
狭義の定義:①健康、②幸福、③福祉
一般的には、健康という定義が、身体的に良好な状態を表す狭義の概念と捉えられている傾向がありますが、wellbeingは身体的・精神的・社会的にも良好な状態ということで、広義の健康という定義の中で使われています。また、一時的な精神的幸せを表すHappinessとは違い、Happinessも含まれた持続的に良好な状態という概念を表しています。
wellbeing(良好な状態)は、健康と似ているといわれています。
健康になるためには、正しい知識を得て、診断を受け、
その結果をもとに日々の行動を改善することが推奨されます。
wellbeingも同様です。
意識して行動することで、人はwellbeingな状態になれます
wellbeingも長続きしないものと、
長続きするものとがあることがわかりました。
金、物、地位、いわゆる「地位財」での幸福感は持続性がありません。
一方で、安心、健康、心といった「非地位財」は、
幸福感の持続性が高いことが各種調査で立証されています。
wellbeingには大きく4つの因子がある
wellbeingの心的要因に関するアンケートを1500人の日本人に行い、その結果を分析したところ、
wellbeingには大きく4つの因子があることがわかりました。
(慶應義塾大学大学院 前野隆司研究室の調査)
幸せの四因子
1 やってみよう因子
夢や目標があること、成長意欲や強みがあること、
やりがいや生きがいを見つけていることなどに関連する因子
2 ありがとう因子
色々なことに感謝していること、親切で利他的であること、
多様な友人がいることなど、良好な人間関係に関連する因子
3 なんとかなる因子
楽観的でポジティブであることや、自己受容できていること、
細かいことを気にしないことなどに関連する因子
4 ありのままに因子
人の目を気にしすぎないこと、自分らしさをもっていること、
自分のペースを守るなどありのままに生きることに関連する因子
わたしたちはこの4つの因子に着目して、下記事業をご提供することで、
それぞれの組織にあわせたwellbeing経営の実現をサポートいたします。
wellbeing経営を推進するための事業
wellbeing経営のための組織開発
wellbeingな組織を自分たちでつくるための伴走支援
wellbeing Journey®︎
wellbeingを体現している現場・先行事例を実際に体験する
wellbeing Aroma®︎
wellbeingを香りで表現し対話するオリジナルの香り制作
wellone オンラインサロン
wellbeing経営に関心の高い仲間が集まり追求する場所